麻生フィルへのラブレター?!── 松浦さんインタビュー第2弾!

引き続き、指揮者の松浦修さんへのインタビューです。


Q:Vnソリストの柿沼さんはどんな方ですか?
松浦:柿沼さんとはロンドンの英国王立音楽院で知り合い、ともにヨーロッパで音楽を学んだ仲間です。今回、オーケストラから相談され、私がご紹介させていただきました。彼女のヴァイオリンはヴィルトゥオーゾ(※)的に太い線をガシガシ描いていくタイプの演奏でなく、繊細に色を変えながら美しい線を丁寧にかつ華麗に描いていきます。あと、自分の音そして周囲の音をよく聴いています。そこがメンデルスゾーンに合っていますし、彼女の魅力だと私は思います。ぜひ楽しみに聴きにきてください。
※ヴィルトゥオーゾ:完璧な演奏技巧によって困難をやすやすと克服することのできる、卓越した演奏能力の持ち主・超一流の演奏家に対して称賛の意を込めて用いられる言葉。ラテン語のvirtus(「男らしさ」「美徳」「至高」の意)を語源とする(以上、Wikipediaより抜粋・編集)

Q:今回のコンサートをどんなコンサートにしたいですか?
松浦:会場に来ていただいたお客様の皆様に、ドイツロマン派の作曲家が与えてくれる音楽の興奮と喜び、そして非日常の豊かな時間を肌で感じていただけるようなコンサートにしたいです。そのためにも、オーケストラと気持ちをひとつにして演奏にのぞみたいと思います。

Q:ところで麻生フィルの第一印象はどんなだったのでしょう?
松浦:麻生フィルの皆さんとの出会いは、2008年秋、小田野宏之先生がお振りになりました「ブルックナー4番」の下振り(※)で行かせていただいた時でした。それから2年になるんですね(早いなあ・・・)。麻生フィルの皆さんは常に熱く、気持ちのはいった演奏をなさいます。第一印象もまさにそういう感じでした(笑)。それ以来、私はこのオーケストラがとても好きです(片思いでありませんように!)。他の指揮者の先生がたにも恵まれていますし、健康的に音楽ができる環境を築いてこられたのだと思います。地元の市民の皆さんにも支えていただいて、地域にも根付いた活動をされていらっしゃいますので、これからますます発展していっていただけたらと思います。
※下振り:本指揮者の代わりに、オケの練習の指揮をすること。本指揮者と曲についての認識(例えばテンポの取り方など)を共有しているので、オケ側から見ると、最初の練習で最低限の交通整理をしてもらって、本指揮者との練習に臨むことができる(独力で書いてみたら、あらためて文字にするのは難しかった…)


うわー、そんなふうに思っていただけていたなんて、とっても光栄です!
松浦先生にはブルックナーの後にも、何度か練習の指揮をお願いしていましたが、今回初めて「本指揮者」としてお迎えいたしました。これまでは譜読みだけだったので、今シーズンの練習を経ての印象が変わっていないか心配でしたが、ちょっとホッとしました。
麻生フィルから見た松浦先生の印象は… 待つ次号☆
…じゃなかった、待て、次号☆(すみません、1週間経って気付いて訂正;)

というのもナンなので、一団員からの私見を申しますと、
今年の8月に暑気払い(という名の練習後の飲み会)をやったのですが、0次会に始まり、有志での2次会にもノリノリでご参加くださいまして、かなりフレンドリーにお付き合いくださるところが、なんだかうれしいなーと思っていたのでした。歳も近いことがわかったし…(関係ないか)

指揮者の方に「好き」って言ってもらえるオーケストラ、すごく幸せなことだと思います。その気持ちに応えられるよう、でもそれより何よりお客様に豊かな音楽を楽しんでもらえるよう、あと10日あまりですが、それぞれのベストを尽くすつもりです!


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.