柿沼麗子さん、弓のおはなし

メンデルスゾーンのVn協奏曲のソリスト・柿沼麗子さんに、引き続きインタビュー!
今回は弓についてお話を伺いました。


Q:弦楽器の場合、本体だけではなくて、弓も大事な「楽器」だそうですね
柿沼:今使っている弓は、ヴァイオリンが見つかった1ヵ月後ぐらいに、またラッキーなことに、たまたま大量に弓を手放す方がいらして、たまたま、いいフレンチの弓が手に入りました。私の前に、この弓を試していた方がいたので、もしその方が気に入ってしまえば、私のところには回ってこなかったのですが、その方は、もう一つの弓を買うことにしたために、私のところに回ってきた、という弓です。

Q:楽器のことで、普段気をつけていることはありますか?
柿沼:古い楽器全般にいえると思うのですが、日本は空気が重く、ものすごい湿気なので、コンディションを保つことがとても大変です。マッシオーリも230年という人生(?)の中で、これほどの湿気は初なのではないかと思います。それを思うと、日本に連れてきてしまってかわいそうな気もします・・・。
いまは、たまたま私が使っている楽器ですが、私が死んだ後もずっと残っていくものなので、私の代でダメにしてしまわないよう、細心の注意を払って、丁寧に弾いていきたいと思っています。


やはり「運」そして「縁」というものは、あるのだなぁ と思わされるお話でした。そんな、柿沼さんと相性ピッタリ☆の楽器から出てくる音と、私たち麻生フィルとが一緒になってどういう音楽をつくっていけるか… あと2週間あまり、ベストを尽くしたいと思います。


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