変わった楽器、その1

以前、おもしろい音の話を書きましたが、手軽に効果音を出すには、それ専用の楽器を使うのが手っ取り早い方法です。そしてそれをよく担当するのは打楽器パート。今日は、今回のファミリーコンサートで出てくる「変わった楽器」を2つ紹介します。

まずは、V字型の木の板みたいなもの。これもれっきとした楽器です。名前は「ムチ」。V字の元部分に張り出した部分を手で持ってパシッと勢い良く合わせると、空気を切り裂くような音が出ます。今時は本物のムチを目にすることはなかなかないので、本当にムチの音なのかは微妙ですが(ヒュウッてしなる音とかしないし…)、そうは言ってもあまりの音量に、ステージの前の方で弾いている団員もつい振り返ってしまうほど(笑)めったに出てこない楽器ですが、今回はなんと2つの曲で登場します。きっと勿体をつけたような格好で振りかぶって演奏すると思うので、みなさん注目してみてくださいね。

もう一つは、これまたある種のV字型で、金属のハンドルがついているもの。これは「ラチェット」という楽器です。ムチに比べると、使われている曲は多いですが、それでもそんなには出てきません。右側に出ているハンドル部分をぐるぐる回すと、真ん中のギザギザした木が一緒に回転して、手前の薄い木の板がカタカタ鳴ります。まぁ、カタカタなんて生易しい音ではなくて、ギーギーとジャージャーを混ぜたような音とでも言いましょうか、要は騒々しい音がします。原理も奏法も簡単なようでいて、回す速度や、いかに切れ目なく音を出すか、どこで音を切り上げるか、など試行錯誤の尽きない楽器です。

変わった楽器、本番までにもう一回紹介できるかな? 来週もお楽しみに!


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