いわゆるひとつの情熱なのです

さてさて、6月になりました。

今月は地元の皆さまからの人気の高い「ファミリーコンサート」があります。
そんなわけで、本番に向けての練習もいよいよ佳境に入ってきました!

が、実は並行して、来月の交響楽祭の練習も始まっています。

その交響楽祭の曲目ですが、ファミリーコンサートではやらないモーツァルトの交響曲第35番を楽しみにしている…というお客様も多いと聞いています。
「ハフナー」という標題で知られる人気の高い交響曲ですが、その最大の魅力は、やはり、あの何とも言えない優雅な華やかさ…ではないでしょうか。

華やか…といっても、一緒にやるムソルグスキー(ラヴェル編曲)の「展覧会の絵」の華やかさとはまた性質が違うのですが、小編成のアンサンブルによるストレートな響きが生み出す透明感溢れる輝きは、演奏する側にとっても非常に魅力的なサウンドです。
(バッチリ決まれば…ですが…。)

それだけに、より一層、正確さやアンサンブルの緻密さが求められるわけですが、それが硬い緊張感になってしまってはだめなんですね。
オケの編成は小さいですが、豪華絢爛で優雅な輝きがなければだめなのです。
なんといっても「ハフナー」さんはザルツブルクの大富豪なのですから…!

それはそうと…この曲の日本初演はいつだったか、ご存じですか?

1927年だそうですので、曲の雰囲気とは全く正反対ともいえる金融恐慌の頃…ということになりますね。

ちなみにそのときのオーケストラは、なんと…早稲田大学交響楽団(通称ワセオケ)でした!

今また世の中不景気ではありますが、当時の学生たちのような熱意と音楽を愛する情熱があれば、大富豪に捧げた交響曲も奏でられる!…ということなのでしょうか…!?


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